土地が育んできた文化を新たな形で表現するカルチャーイベント「CULTURAL EVENT」

大分のカルチャーを
存分に味わう旅

国内外で活躍する
アーティストの作品展示や、
「アート×食文化」のカルチャーツアーをはじめ、
地域独自のイベントが盛りだくさん!

大分市『時化の雲からコンニチハ』

現代アートユニット・
Yottaの作品シリーズが市内に点在。
会期中、市内に滞在し新作を構想。
最終日にプランをお披露目します

人気アーティスト・Yottaの作品が大分市に大集合! JR大分駅北口前広場に設置した《花子》が、お客様を出迎えます。そのほかにも、《金時》《たなつ》《くじらのカーニバル》《⻘空カラオケ》といった作品が、ガレリア竹町ドーム広場などの中心市街地各所に徐々に登場します。
また、会期中、Yottaは府内五番街に設けたアトリエで公開制作をいたします。最終日には大分から始まる新作のプレゼンテーションイベントを行う予定です。

※全ての作品が出揃うのは4月末を想定。
※当初、NTT府内ビル別館(NTTアートシアター)も会場としていましたが、都合により使用ができなくなりました。ここにお詫びし訂正いたします。

『時化の雲からコンニチハ』

[会 期] 4月6日(土)〜6月30日(日)  12:00〜19:0
休み=火・水(屋外作品は鑑賞可能)
※予定している各作品の展示開始日および鑑賞可能期間はそれぞれで異なります。
会場情報と合わせて公式SNSをご確認ください

[会 場] 大分市中心市街地各所

[最寄駅] JR大分駅(日豊本線、久大本線、豊肥本線)

[協 力] NTT西日本大分支店、鬼塚電気工事株式会社

《穀》
《金時》
《花子》
©︎ARTISTS' FAIR KYOTO
Photo by Kenryou Gu

カルチャーツアー

『Yottaのアトリエと展示会場を巡るまち歩きツアー』(散策ツアー)

大分市中心街に点在するYottaの作品を巡る散策ツアーです。作品の展示会場や彼らが作品制作を行うアトリエを訪問するほか、中心街のその他の見所も紹介します。さらに、《金時》によって製造された焼き芋も配布します。また、ツアー参加者のみが鑑賞できる彼らの作品を特別にご案内!?

[開催日]

4月29日(月祝)、5月4日(土)、5月6日(月祝)、5月10日(金)
全て13:30〜16:00 合計4回

[料 金]

1,500円(立ち寄りポイントの飲料費・Yotta特製焼き芋含む)
※中心街以外のエリアへ作品鑑賞に向かうための乗車料金は含みません

[集合場所]

JR大分駅
※詳しい行程は販売サイトをご覧ください

参加アーティスト

Yotta

ヨタ(Yotta)は、木崎公隆・山脇弘道からなる現代アートのユニット。2010年結成。ジャンルや枠組み、ルールや不文律など、あらゆる価値観の境界線上を発表の場としており、それらを融解させるような作品制作を行っている。現在は、自分達のアイデンティティから世界のカタチを捉え直す作品シリーズを制作中。2015年に《金時》で『第18回岡本太郎現代芸術賞 岡本太郎賞受賞』ほか、『六本木アートナイト』(2010,2012)、『おおさかカンヴァス』(2011,2012,2016)、『Reborn-Art Festival 2017』、『瀬戸内国際芸術祭2019』など参加多数。その他『のせでんアートライン2017』のプロデュース、小学校でのワークショッププログラムの実施など、幅広く活動。

アーティストステートメント

Yottaは、鬼という存在に着目しながら作品制作を続けてきました。人々にとって鬼とはどのような存在を表現したものだったのでしょうか。そこに多義性は認められるものの、共通の特徴として、人々の理解の外、計り知れない対象を指しました。技術を持った異邦人、異形、病や災い、自然現象など(天候を司る風神や雷神も鬼形で表現されます)。それは必ずしも悪魔的存在だけを指しません。

時化(シケ)は、荒天により海が荒れることを意味します。時化ると不漁になる事から意味が派生して、シケた面、シケた話など“うまく行っていない事”も指すようになりました。時化はいつも理不尽にやってきて、私たちは惑いながらも抗い乗り越えようとします。必要なのは技術的発想なのか、精神的強さなのか、呪術的情念なのでしょうか。私たちは遠ざかっていく時間切れの日常を追いかけながら、常に非日常的選択を迫られます。

社会が時化る時、暗雲の雲間から覗く鬼は、吉なのでしょうか? 凶なのでしょうか?

別府市『Tanker Project』『元気炉トリップ』 別府市『Tanker Project』『元気炉トリップ』

栗林 隆の2つのプロジェクトを展開。
『別府市制100周年記念式典 前夜祭イベント』
ライブ公演も

世界で最も影響力のあるといわれる国際展『ドクメンタ』(カッセル、ドイツ)に、2022年に日本人として唯一招聘された栗林 隆による二つのプロジェクトを別府市内各所で展開します。エネルギーの象徴としてのタンカーを物語の核に置き、壮大な想像力を膨らませて前に進むことの尊さを表現する『Tanker Project』。『別府市制100周年記念式典 前夜祭イベント』ライブ公演『Play with the Earth』(CINEMA CARAVAN)も同会場で開催します。もう一つのプロジェクトは、「人々を元気に」をスローガンに、大きな窯で薬草を入れて湯を沸かし、その蒸気をパイプで特定の空間に送り込む体験型インスタレーション《元気炉》。会期中に何度か場所を移動し、展開する予定です。

『Tanker Project』

[会 期] 4月6日(土)・7日(日)

[会 場] 北浜公園(〒874-0920 大分県別府市北浜1丁目)
※雨天会場:別府ブルーバード劇場3階フレックスホール
(〒874-0920大分県別府市北浜1丁目-12)

[連 携] CINEMA CARAVAN

『元気炉トリップ』

[会 期] 4月6日(土)〜6月30日(日) 休み=火・水・木、4月8日(月)

[会 場] 別府市内各所(会場情報は『元気炉トリップ』公式Instagramにて発信中)

[料 金] 500円 ※特製タオル付き

[制 作] 特定非営利活動法人BEPPU PROJECT

[協 力] 別杵速見森林組合、別府市 観光・産業部 農林水産課、株式会社 東山パレット、
山のカケラ、俚美建装 代表 林田 勝、大分薬草の会(2024年3月25日時点)

《mountain range》
《out of the mosquito net》
《大谷元気炉二号基》

カルチャーツアー

❶ 『“別府の一休”こと花田潤也とまわるまち歩きツアー』(散策ツアー)
❷ 『別府在住アーティスト勝 正光とまわるまち歩きツアー』(散策ツアー)

現代アートのまちづくりが進みあちこちにアートスポットが点在する別府。この街を知りつくした別府在住アーティスト勝 正光や、別府八湯温泉道名人会会長、“別府の一休”こと花田潤也とまわる散策ツアーです。栗林 隆の作品《元気炉》体験や市内在住アーティストとの食事会などの特別な交流も。

[開催日]

❶ 4月19日(金)、5月11日(土)、5月20日(月) 15:00〜18:00 合計3回
❷ 4月26日(金)、5月17日(金)、6月7日(金) 15:30〜20:30 合計3回

[料 金]

❶ 2,500円(《元気炉》体験料金含む)
❷ 6,000円(夕食代含む/ドリンクは別料金、温泉利用料金含む)

[集合場所]

共にJR別府駅集合
※詳しい行程は販売サイトをご覧ください

参加アーティスト

栗林 隆

1968年、長崎県出身。東西統合から間もない1993年よりドイツに滞在した頃より「境界」をテーマにドローイング、インスタレーション、映像など多様なメディアを使いながら作品を発表。現在は日本とインドネシアを往復しながら国際的に活動し、さまざまな展覧会に招聘されている。ドイツ、カッセルで開催された2022『ドクメンタ15』(Cinema Caravan and Takashi Kuribayashiとして)では《蚊帳の外》を拠点として、会期中にさまざまなイベントを行った。その際に発表した《元気炉四号機》が評価され、『芸術選奨文部科学大臣賞』を受賞している。

アーティストステートメント

自分の作品に、
ヤタイトリップ、元気炉、そしてタンカープロジェクトの
三つの旅するプロジェクトがある。
これらは、大、中、小、
それぞれの規模、サイズ、そして意味を持った
生涯をかけて行うプロジェクトである。

人生は、旅の様なものである、
そう多くの作家達が語ってきた。

間違いなく、人生は旅である。
そしてその旅は多くの可能性と冒険に満ちている。
これら三つのプロジェクトは、
現実世界に非現実の空間世界を作り出し、
現実だと思っているこの世界が、いかに楽しく、素敵で、
そして滑稽であり、虚像であるのかということを体験させてくれる。

世の中のほとんどの問題は、エネルギー問題であり、
それらは目に見えず、妄想に委ねられる。
国境、宗教、パンデミックや放射線、
全ては目に見えないものであり、我々が頭の中で作り出したものである。
自然や生き物達にはどうでも良い、気にもしないことなのだ。

元気炉の空間や体験、そして人との繋がり、
忘れていたことを思い出し細胞から蘇る。
大きなタンカーはエネルギーを運ぶ象徴である。
負のエネルギーからポジティブなエネルギーへ、
これらのプロジェクトは、
強制的に身体を健全にし、正しい意識とエネルギーに導く。

ヤタイトリップ、元気炉トリップ、
そしてタンカーの旅が始まります。

佐伯市 藤井 光 個展『終戦の日/WAR IS OVER』 佐伯市 藤井 光 個展『終戦の日/WAR IS OVER』

1942年の爆発事故を
今に伝える丹賀砲台園地の
地下弾薬庫で、
藤井 光の新作映像を展示!

戦時中、軍事都市として発展した歴史を持つ佐伯市には、今なお当時の遺構が多く残されています。そのひとつである「丹賀砲台園地」では、1942年1月11日に発生した爆発事故の傷跡を今に伝えています。その地下弾薬庫を会場として、美術家・映像作家の藤井 光による新作映像作品の展覧会を実施。1人ひとりが異なる感情で迎えた79年前の終戦の日。その日、言葉にならない感情が込みあげたであろう人々の姿を佐伯市民が演じた映像作品、《終戦の日(英題:WAR IS OVER)》を展示します。佐伯市から世界の平和を願い、本展を開催します。

藤井 光 個展『終戦の日 / WAR IS OVER』

[会 期] 4月13日(土)〜6月16日(日)
9:30〜16:30(最終入館16:00)休み=火・水

[会 場] 丹賀砲台園地地下弾薬庫(〒876-1311 大分県佐伯市鶴見大字丹賀浦577)

[最寄駅] JR佐伯駅(日豊本線)

[料 金] 無料(ただし施設入館料として大人200円、小中学生100円)

[作 家] 藤井 光

[制 作] 特定非営利活動法人BEPPU PROJECT

[協 力] 佐伯市、一般財団法人 観光まちづくり佐伯、砲台を守る会、森川寿子
(多文化共生マネージャー)

《爆撃の記録》
Photo: Shizune Shiigi
《日本の戦争美術》
Photo: Keizo Kioku
《無情》
Photo: Tetsuo Ito

カルチャーツアー

『藤井 光の新作鑑賞と「海」の誕生を感じる旅』(日帰りバスツアー)
“浦”とともに生きる人々が手がける特別なブイヤベースをご賞味あれ

およそ400年前から伝わる“佐伯の殿様浦で持つ、浦の恵みは山で持つ”という言葉から、豊かな浦を100年後まで残すための観光プロジェクト「浦100」が始動している佐伯市。今回のツアーテーマは「海」の誕生。リアス海岸が広がる佐伯市鶴見地区を巡り、藤井 光の新作《終戦の日(英題:WAR IS OVER)》の鑑賞や、浦に生きる人々との対話、特製ブイヤベースをいただくことなどをとおして「海」と人々の関係性を見出します。塩分を含んだ「涙」が極限まで溢れ、やがて「海」を生み出したかのような、この地の新たな神話創造を想起させるアートツアーです。

[開催日]

4月14日(日)、5月5日(日)、5月19日(日)、6月8日(土) 合計4回
全て11:00〜16:00

[料 金]

6,000円(昼食代含む)

[集合場所]

大分駅 / 佐伯駅
※詳しい行程は販売サイトをご覧ください

参加アーティスト

藤井 光

1976年生まれ。パリ第8大学美学・芸術第三博士課程DEA修了。芸術は社会と歴史と密接に関わりを持って生成されるという考え方のもと綿密なリサーチをおこない、同時代の社会課題に応答する映像インスタレーションを制作する。『日産アートアワード2017』グランプリ、『Tokyo Contemporary Art Award 2020–2022』を受賞。個展『特別企画 藤井光 爆撃の記録』(原爆の図丸木美術館、埼玉、2021)、『3.11とアーティスト:10年目の想像』(水戸芸術館現代美術ギャラリー、2021)ほか、国内外の展覧会に多数参加。

アーティストステートメント

1945年8月15日の「終戦の日」、佐伯市では多くの人が泣いたという記録が残っています。言葉では語り尽くせない感情を抱きしめ当時の人々は新しい時代を築いてきました。それから79年後の今日、無情にも容赦なき戦争は世界各地で起きています。人類の⻑い歴史は未だ「終戦の日」を知りません。この作品は、今なおも疼く戦争の記憶と海の向こうで継続されてきた殺戮の犠牲者を時空を超えて想像できるかを試みるものです。先の見えないこの時代に、第二次世界大戦で使用された弾薬庫の中から、人間はいつの日か「終戦の日」を創造できるのかを問い直していきます。

臼杵市 食事と朗読の公演『石が土になる間に』

石が土へと形を変えていく。
永遠と流転の間にあるひとときと、
人々の営みにまなざしを向ける、
食事と朗読による新作公演

「遠くの風景と、ひとさじのスープ。世界と、わたしの手のひらは、繋がっている。」をコンセプトに、風景・文化・社会と鑑賞者が、「食」を媒介にして繋がるような作品を制作してきた風景と食設計室 ホー。今回は、臼杵市深田地域のリサーチやインタビューを元に制作した、食事と朗読の公演『石が土になる間に』及びドキュメントとしての展示を発表します。参加者は、作品のインスタレーションの中で、アーティスト自身による朗読パフォーマンスと料理を体験いただきます。記録に残ることのない些細な日常の欠片と、私たちを包む大きな時間との間を行き来しながら、自分がいる風景を見つめる。この公演がそのきっかけになることを願って——。

食事と朗読の公演『石が土になる間に』

[公演日] 5月18日(土)、5月19日(日)、6月8日(土)、6月9日(日) 合計4回
全て12:30〜13:40を予定
※受付がございますので12時15分までに会場にお越しください。終了時間は目安です

[会 場] 旧石仏山荘
(〒875-0064 大分県臼杵市大字深田835-4)

[料 金] 3,500円
※食文化創造都市・臼杵を体験するお得なバスツアーとのセット販売もございます。
詳細ページのCULTURE TOURをご覧ください

[販売先] Peatix

[定 員] 各回40名(公演のみ20名/バスツアーとのセット20名)

公演のインスタレーションを以下の会期にて公開します。

[会 期] 5月18日(土)〜6月16日(日)
10:00〜16:30(最終入館16:00)
休み=火・水、公演日(5/18、5/19、6/8、6/9)

[会 場] 旧石仏山荘
(〒875-0064 大分県臼杵市大字深田835-4)

[料 金] 無料

《消えゆく日々、そこにあるもの》

カルチャーツアー

『臼杵の循環型食文化を学ぶ。“石と土”をテーマに自分がいる風景を見つめる旅』(日帰りバスツアー)
風景と食設計室 ホーの食事と朗読の公演『石が土になる間に』

400年以上の歴史を誇る味噌や醤油、酒造りなどの醸造業や質素倹約の中で知恵を絞って生まれた郷土料理など、多様な食文化が醸成され、今も残る臼杵市。その文化が評価され、2021年には日本で2例目となるユネスコ「食文化創造都市」に認定されました。このツアーでは、「土と石」をテーマに、土づくりから始まるほんまもん農産物の生産地への訪問からスタート。その後、風景と食設計室 ホーによる、石仏エリアを中心とした地元の方へのインタビューや文献でのリサーチをもとにした食事と朗読の公演『石が土になる間に』を体験いただきます。

[開催日]

5月18日(土)、5月19日(日)、6月8日(土)、6月9日(日) 合計4回
全て11:00〜15:00

[料 金]

6,000円(食イベント参加費含む)

[販売先]

ツアー参加 https://unalabs.jp

[集合場所]

大分駅 / 臼杵駅
※詳しい行程は販売サイトをご覧ください

参加アーティスト

風景と食設計室 ホー

高岡友美と永森志希乃によるユニット。ランドスケープデザイン事務所勤務を経て、2012年3月より活動を開始。主な作品に《醗酵する部屋》(ベップ・アート・マンス2012)、《月出る処、今と昔》(中房総国際芸術祭いちはらアート×ミックス2014)、《見えない神さま―粕川の祈りとたべもの》(『フードスケープ 私たちは食べものでできている』アーツ前橋 2016)、《明日の食卓》(東アジア文化都市2018金沢「変容する家」2018)、《消えゆく日々、そこにあるもの》(さいたま国際芸術祭2020)、《台所に立つ、灯台から見る》(黒部市美術館 個展 2020)等。

アーティストステートメント

深田に長く住む女性たちに話を聞いた。
ある人が「年に二度、石仏に特別な朝日が差し込む日がある」と言っていた。
この星の土は石から生まれたという話を読んだ。
石が長い年月をかけて砂になり、植物や生物の営みによって土が生まれるのだと。
それはどちらも、希望の話だと思った。小さくてささやかな、喜びの話だと。
自然や、人の営みの中に、そういうものを見つけたい。
こなごなになったものも、もう一度集めて形にしたい。

———
私たちは「遠くの風景と、ひとさじのスープ。世界とわたしの手のひらは繋がっている。」をコンセプトに、風景・文化・社会と鑑賞者が、「食」を媒介にして繋がるような作品を制作してきました。今回は、臼杵と深田地域のリサーチやインタビューを元に制作した、食事と朗読の公演・インスタレーション《石が土になる間に》を発表します。歴史に残ることのない些細な日々の欠片と、私たちを包む大きな時間との間を行き来しながら、自分がいる風景を見つめる、この作品がそのきっかけになればと願っています。

竹田市

竹田の作り手のしごとに
ずぶずぶに浸る旅を提案。
地域でぐるぐる循環する
暮らしを体験するイベントも

湧水群、ユネスコエコパークに選定された山々などの自然と国指定史跡や城下町の面影を残す町並みなどの歴史文化が交差する竹田市。その豊かなまちでの暮らしを求めて、さまざまなジャンルのクリエイターが移り住んできています。2017年に竹田市に移住して、オープンした「暮らす実験室」は、自分らしい暮らし方を実験する多機能シェアハウスを運営。今回は、その暮らす実験室が企画した散策マップを片手に、竹田市に住むアーティストや工芸家など多様なクリエイターの拠点を巡る旅を提案します。

カルチャーツアー

『ぐるずぶTABLE at 暮らす実験室
自然と土地の営みにつながる、おいしいマルシェ』
(食イベント+自由散策)

住む・泊まる・集う・働きあそぶを共有し、自分らしい暮らし方を実験している多機能シェアハウス「暮らす実験室」。『OitaCulturalExpo!’24』では、「ぐるぐる循環する暮らしと、ずぶずぶの関係」をテーマに彼らが開催している『ぐるずぶ市』の特別企画として、カルチャーツアー参加者を対象に、地域食材を用いたランチと生産者のトークによるイベントを体験していただきます。また、暮らす実験室による散策マップをもとに、日本百名城にも選ばれた岡城跡の城下町を歩きながら竹田の作り手たちのしごとをじっくり味わいます。

[開催日]

5月12日(日)、5月26日(日)、6月1日(土)、6月2日(日) 合計4回
全て11:30〜13:30

[料 金]

2,500円(食イベント参加費含む)

[企 画]

暮らす実験室

[集合場所]

暮らす実験室IKI

企画者

暮らす実験室

大分県竹田市の城下町にある「暮らし方の実験を」をテーマにしたシェアハウス、ゲストルーム、インべントスペースからなる多機能空間。オーナーである市原家は2017年に東京から移住し、子どもを含む家族5人と単身者11人でのシェア生活を営んでいます。セルフビルドでの空間作り、自然栽培での稲作、ワークシェアなど、自分たちにとっての心地いい暮らしを試みる過程を楽しんでいます。移住を考えている方向けにショートステイ用の一室も備えており、お試し移住の場ともなっています。毎月1回第3日曜日には「ぐるずぶ市」という農家と料理人がコラボするマルシェも開催。ちょっと変わった名前の由来は「ぐるぐる循環」と「ずぶずぶなつながり」。どんな暮らしをしたいか考えた時に浮かんだのは自然と街と人が、つながりあう様。いつもより人と自然にやさしい選択がしたくなり心のどこかが触れるような感覚を味わう…そんな1日を提案しています。

国東半島

特製アートマップを片手に、
その場所のためだけに
作られた
アーティスト作品の数々を巡る

国東半島には国際的に活躍するアーティストが手がけた作品が集積しています。オノ・ヨーコやアントニー・ゴームリー、チームラボなど12作家、16作品が半島内に点在。そのいずれもが設置する場所のためだけに作られたものです。そんな作品たちを、特製アートマップを片手に春の風吹く国東半島の風景を感じながら、巡ってみてはいかがでしょうか。

《国東半島のラクダ》
淀川テクニック

カルチャーツアー

『アートディレクター山出淳也と巡る国東半島 アートと地域食材に出会う旅』(1泊2日バスツアー)
国東半島在住シェフ川﨑遼平によるスペシャルなディナー

世界農業遺産に認定されている国東半島では、原木椎茸の栽培や多様な生態系、農耕文化など、長い時間をかけて受け継がれてきた自然の循環、人との共生を体感することができます。今回のツアーでは、国東半島に点在するアートをバスで巡るとともに、地域食材と出会い、国東半島在住シェフ川﨑遼平によるスペシャルなディナーへと繋がる1泊2日のツアーです。国東半島の現代アート作品をキュレーションしてきた山出淳也(Yamaide Art Office 株式会社 代表取締役)がご案内します。

[開催日]

4月20日(土)〜21日(日)、4月27日(土)〜28日(日) 合計2回
全て9:00〜翌15:45(別府駅発着)

[料 金]

23,500円(昼食2回・夕食1回・朝食1回・宿泊費含む)

[集合場所]

別府駅/大分空港
※詳しい行程は販売サイトをご覧ください

シェフ

川﨑遼平

東京のフランス料理店数店で約7年間経験を積み渡仏。
フランスのアルザス地方やパリ、デンマークのコペンハーゲンのレストランでの経験を積み2016年料理人である父と共にパリにレストランをオープン。2017年から料理⻑となり、2018年フランスミシュラン一つ星を獲得。2018年からはレストランを完全に引き継ぎオーナーシェフとなり、パリのお店を閉める2022年まで5年連続でミシュラン一つ星の評価を得た。
パリでの経験からゆくゆくは日本の豊かな自然の中でお客様を招き、自身の作る料理を味わっていただきたいという思いが募り、パリのレストランを閉め日本への帰国を決断。
帰国後、様々なご縁をいただき、現在大分県国東市で小さなオーベルジュのオープンに向けて準備中。

川﨑シェフによる過去の料理